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  • 執筆者の写真中島 祐哉

日比谷FOLKLORE × LAバーテンダーゲストシフト (2024.2.29)


日比谷オクロジのFOLKLORE mixology&terroirは、日本酒、焼酎など国産の酒を用いたカクテルを提供するミクソロジーバーだ。


先日FOLKLORE初となる海外ゲストシフトとして、ロサンゼルスのカクテルバー「Thuderbolt」からヘッドバーテンダーのTom Liu氏が来日した。ThunderboltはNorth America's 50 Best Bars 2023で第10位を飾る人気店だが、シグネイチャーカクテルになんと我々も親しみある麦焼酎「いいちこ」を使用しているという。


世界で披露されている焼酎カクテルを体験できる、一夜限りの貴重なイベントの模様をお伝えする。



茶室をイメージした外内観のFOLKLORE

Thunderbolt ヘッドバーテンダーのTom Liu氏

カクテルのベースとなる焼酎は、いいちこブランドの中でも海外専用輸出品として作られる「iichiko 彩天(SAITEN)」。サンフランシスコのトップバーテンダーと共同開発された製品であり、カクテルに活かしやすいようアルコール度数43度に仕上げられているのが特徴だ。

※日本で一般流通する「いいちこ」はアルコール25度


バーに映える美しいボトルのいいちこ彩天

席に着くと、この日のために用意された「OMAKASE COURSE」のメニュー表が。

カクテルコースの中でも、同一の酒をベースにした4杯をいただくというのは珍しい体験。味わいのバリエーションに注目したい。




 

一杯目のNASHI NEGRONIは、ビルドで作るシンプルなロックスタイルでありながら、ベルモットの甘みやフルーツブランデーが輪郭をハッキリと表現する作品。


初めの印象は洋酒のカクテルのようで、後味にいいちこらしい麦の香りが広がり、心地よい度数をロックでゆったりと楽しむことができる。


NASHI NEGRONI


二杯目のSOBACHA CHUHAI(そば茶チューハイ)はなんとThunderboltオリジナルの缶で提供される。バーが自身のカクテルを缶ドリンクにするというのは日本では中々見られない発想だ。


この無骨さがバーに馴染み深いアメリカらしく、物珍しさがまた客席のテンションを高めていく。そば茶の渋みにレモン・コーディアルの香味が爽やかに掛け合わさり、レモンサワーのようにグビグビと飲み進めてしまう。


SOBACHA CHUHAI

そんな中、三杯目のカクテルに向けたTom氏の鮮やかなダブルシェイクを見て一同大盛り上がり。シャッターチャンスを逃した客たちの笑顔のブーイングが溢れながら、ロングスタイルの意欲作FU GWAA FALSETTOが提供された。



FU GWAA FALSETTO

いいちこ彩天をベースに、メキシカンラム、薬草酒のスーズ、そしてゴーヤシロップという個性派揃いの原料。「アメリカのお菓子のよう」「ピリ辛のタコス」というさまざまな感想が溢れるのも納得の、甘み・辛み・酸味が融合した日本では中々味わえないテイストだ。

クラッシュアイスの上には梅干しパウダーをまぶしており、メキシカンラムとゴーヤシロップが持つスパイシーさを際立てる。



ラストの一杯は、柿をインフュージョンしたいいちこ彩天に、にごり酒をブレンドしたデザートカクテル風のONSEN SUNSET。


ONSEN SUNSET

温泉の湯気に見立てた演出が楽しく、まずはインフュージョンのいいちこ彩天をそのまま一口。柿のフレーバーが麦焼酎の素朴な甘みに華やかさを添え、Tom氏の日本食材への理解の深さに驚かされる。


さらにそこへTom氏直々ににごり酒を注いでくれ、ふくよかな甘みに変化。手元の器に酒を注いでもらうというおもてなし感がまた日本的で、まさに旅館の温泉に浸かるような心地よい高揚感で締め括られた。


 

4杯のカクテルが見事に起承転結を演じる、まさにカクテルのフルコース。今回はTom氏との特別なコラボレーションメニューをお届けしたが、FOLKLOREでは常設メニューとしてもお任せコースが提供されている。日比谷OKUROJIに展開される豊富な飲食店とともに、日本独自のカクテルを味わいに行こう。



 


FOLKLORE(フォークロア) mixology&terroir


◆店舗情報

住所:東京都千代田区内幸町1-7-1 日比谷OKUROJI G27

電話番号:03-6770-8785

営業時間:16:00-23:00

    (土日祝 14:00-23:00)







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